モバマスについての手記のような何か ②
高校生活のモバマス活動は課金したりCDを買ったりライブに行く財力も無くて、ゲームシステムも今より不完全でいろいろ不便だったけどそれでも楽しくプレイしてました。
同級生のモバマスユーザーみんなでLINEしながらプロダクションフェスで「ここは勝てそうだからコンボ繋いで～」とか「第◯戦は実力的にもユーザー人数的にも無理だから捨てよう」とか話ながらポチポチしたり、誰かがガチャチケでSR当てるたびにみんなで嫉妬のしっぺしたりとかでワイワイやってました。総選挙とかはプロダクションメンバーすら敵の仁義なき戦いで、選挙期間は誰が1位になるかみんなで予想して結局「うちの担当だよ」ってみんなが言い張って笑い合う日々でした。アホっぽい会話をよく永遠と続けられたなって感じですね。ちなみにこの時、私は相葉夕美、十時愛梨の二人に票を入れてました。まあ十時は見事に1位。本命の相葉ちゃんも25位で、SRキャラが少なくアニメ化以前では人気が1番偏りやすかった時期にしては健闘していたんじゃないかと思います。(身内贔屓かどうかは分かりません。)
あとは、ちひろさんから貰った月末のチケットで制服ウサミン引いた時は凄いみんなにしっぺされましたね。無課金でスタ1000相当ゲットしたわけだし、それはそうだなーってドヤ顔してたら余計にブーイングされました。制服ウサミンはスタ1000へと変換。
こうして私はｼﾝﾃﾞﾚﾗｶﾞｰﾙ十時愛梨(SR+)・カリスマギャル城ヶ崎美嘉(SR+)・カリスマちびギャル城ヶ崎莉嘉(SR+)とトレードし、当時の無課金では(自称)最強発揮値の編成してた時期がありました。月末SR制服ウサミンは犠牲となったのだ。
2014年、デレ1stライブ地元の映画館でLV鑑賞。楓さん(早見沙織さん)の歌声で泣きそうになったのを覚えてます。『こいかぜ』は愛すべき名曲です…
一緒にLV観た友人と「いつか必ず現地でライブを観よう」って誓いました。この誓いはアイマス10thで果たされることとなります。
私も高校を卒業し、大学生に。
課金も以前より少しできるようになりました。
そして…総選挙で相葉ちゃんがPa1位に！
担当にボイス実装とCD発売。なんて…なんて恵まれているんでしょうね。この時はそのことに気づきませんでしたが…本当に恵まれていたと思います。
だからこそ私はこのコンテンツから離れずに済んだ、離れられなくなったのかもしれません。
ボイス実装、アニメ化、ライブetcによるコンテンツの拡大によって多くの新規ユーザーも増えました。確かに上位報酬を狙うライバルが多くなったけれど、自分の好きなものを他人にも好きになってもらえるのは本当に嬉しい限りです。
一方で、モバマスから、いやアイマスというコンテンツから離れていくユーザーも沢山見てきました。
コンテンツの拡大でキャラの収集が追い付かない、報酬のための課金額の増加、ボイス実装の見込みの薄さとアイドル間の優遇度合いによる格差についての声は元から挙がっていましたね…
この時期、それが顕著になってきていたように私も感じていました。(それが彼らが離れたことに起因しているかは本人ではないので何とも言えませんが…)
2016年、高校の同級生メンバーでモバマスを続けているのは私だけになりました。
もしかしたらログボは貰っているのかもしれませんが、彼は2016年の8月後半からPRAファン数は0のままです。
この時、私はPとして自分が恵まれていたことに初めて気づきました。
彼らの担当は工藤忍、鷹富士茄子、黒川千秋、喜多見柚etc(他にもいますが割愛)
2016年の段階でボイス実装されたアイドルは0です。(2018年3月現在でも1人だけ)
この時点でボイス実装してたのは私の担当の相葉夕美だけでした…。
彼らだけではありません。多くの皆の憧れのような上位数百位が常連のランカー、ガチャコンプリート率が恐ろしいことになっていた廃課金ユーザー、みんながお世話になる道上主。たくさんのPが引退していきました。
「どんどんメンバーが減って増えて減ってを繰り返すことで、より濃いメンバーが集まっていく」
という旨のツイートを見かけたことがあります。
たしかに、実際にその通りの現象は起きていると思います。こんなに担当のダイレクトマーケティング、プレゼンが盛んに行われるようになったのはそういう部分が作用してると私は思っています。とても賑やかで素晴らしいと思っています。
それでも…それでも時々、◯周年！新規ボイス実装！といった内容を目にすると
自分だけが取り残されていくような、自分だけが残って楽しみ続けることに少しだけ心苦しさを感じることがあります。
柚はソロ…とまでは行かなかったけどCDデビュー果たしたよ！！
戻ってきてくれとまでは言いませんが、彼らとまたアイマス談義ができたら良いなぁ…とは思います。
